運賃は、「フリー14」という、2週間以上前に予約すると割引運賃が適用されるチケットを買っていたため、往復で25,400円。まぁ、羽田⇔長崎なら、こんなものですよね。
この羽田⇔長崎という航路、なぜか神戸で一度乗り換えをします。乗り換えと言っても、別の便に乗るわけではなく、同じ便です。一度、空港の待合室に戻って、また20分ほどしてから、同じ便に乗ります。
もちろん、神戸で降りる人もいれば、神戸から乗ってくる人もいます。また、当然私のように、一旦は降りるものの、羽田から長崎まで乗っている人もいます。
ちなみに、席は基本的に同じ席です。 10回ほど乗りましたが、いつも羽田→神戸で座った席に、神戸→長崎でも座ることになります。
なんとなく、料金をおさえるために、このような仕組みになっているのかと思いましたが(国際線だと、たくさん乗りついで遠回りすると、直行便より安くなりますよね) 国内での乗り継ぎの意味はなんでしょうか。
行きの席で隣に座っていたフィンランド人の女の子二人組も不思議そう。「なぜ一度神戸に降りるの?」と。
羽田⇔長崎だけだと、十分に座席を埋められないからでしょうか。
羽田⇔神戸⇔長崎だと、神戸で乗り降りする人がいるため、それだけ空席ができる可能性が低くなるのかと。 真相をご存知の方がいらっしゃればご教示ください。
神戸で乗り継ぎ中のスカイマーク便
さて、長崎につきました。
公証人役場で公正証書を作成するのは、午後1時。午前10時過ぎに長崎空港に着き、片道800円(往復チケットを買うと1200円!)のシャトルバスで長崎駅前に着いたのは、11時少し前。2時間近く、時間に余裕がありました。
妻からは、長男が保育園に入ったということだけしか、知らされていません。
ただ、妻の実家から半径5km以内にある保育園は、せいぜい5件ほど。
どんな結果になるかは、ある程度想像ができましたが、これもリサーチだと思って、試しに保育園をアポなしで訪ねてみました。
長崎駅前の歩道橋より
長崎名物、路面電車。運賃は120円です。
「あのぉ、突然すいません。私、東京から来た○○と申しますが。」
保育園の窓口で訪問の意図を告げます。
「離れて暮らしている息子を探しているんですが。。。4歳で、この2月か、3月に新しく入った子、こちらにいませんか?」
こんな感じです。
物騒な世の中なので、教えてくれるかどうかまったく分かりませんでしたが、いや、、、まず教えてくれないと思ったのですが、やっぱり教えてもらえませんでしたね。
ちょうどお昼時だったので、園庭で遊ぶ園児の姿もなく。
全部で4件回りましたが、新人っぽい若手の保育士さんから、園長さんのような年配の方まで。
おそらく、危機管理マニュアルのようなものがあり、実際に該当する子どもがいる場合でも、一様の対応がされるかと思います。ただ、やはり人間対人間なので、微妙に言葉づかいは異なりました。
・いませんねぇ。
・ちょっと分かりません。
・○○先生~!(と、上の人を呼ぶ場合)
努力の甲斐なく、結局息子には会えませんでした。
ただ、その後に妻から聞いた話では、長崎の市役所に最初に訪ねた保育園から連絡が行ったみたいです。
それを受けて、市役所は市内の保育園に、「東京から来た、、、と名乗る不審者が保育園を訪ねているので注意してください」 と通達があったとのこと。
いやはや、妻が引き離している実の息子に、血のつながった父親が会いに来ているだけなんですけどね。
危害を加える気持ちも、連れ去る気持ちもなく、ただ、ひと目会いたかっただけなんですが。。。
まぁ、物騒な世の中ですので、それくらいの対応の方が、子を持つひとりの親としてみれば、安心ですが。
子どもと会わせてもらえない世のお父さんの少しでも参考になれば。。。(泣)
長崎名物、「皿うどん」と「ちゃんぽん」に、かつを乗せてしまうという荒行。長崎の奥深さを痛感しました。
長崎市立図書館。立派な建物です。
当日の私の服装。なにがなんでも、不審者はボーダーのコットンベストに、ナロータイは締めないでしょう。
オシャレの甲斐むなしく、撃沈でした。
復路でも乗り換え。夕日が目にしみます。
飛行機の中で食べた、サバの棒寿司。お酢が心にしみました。
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